副業・兼業の音楽活動で収入がある人はぶっちゃけどれくらい稼いでるのか聞いてみた

ある日ふと「音楽やってお金もらってる人ってぶっちゃけどれくらい稼げてるんだろう?」って気になったのでTwitterでアンケートとってみたら意外な結果がわかりました。



どうも、さくま(skmmtt)です。
『音楽で収入を得てる人』って専業でやってる人だけじゃなくて会社員や自営業のかたわら兼業・複業として音楽やってお金もらってる人もいるんですよね。ぼく自身もそう。




そう、いろんなスタンスで音楽やってる人がいる。
じゃあその人たちはぶっちゃけいくらもらってるんだ!という率直な疑問をTwitterでそのままアンケートにしてみました!笑


アンケート結果「収入なし~1万円くらい」が最多数


今回のアンケートでは『複業として音楽活動などのパフォーマンスやクリエイティブな活動をしていて、実際に収益を得ている人』に月平均の収益を質問してみました。


回答総数は149人。ご協力いただいたみなさまありがとうございました!

さて、それではアンケート結果を紐解いていきましょう。

①0〜1万円くらい


149票の中の63%、アンケートに回答してくれた半数以上(約95人)の人が「音楽での収入はない、あるいは1万円以内」とのこと。

おそらくこの①の回答をした人はまだどうしたら音楽活動で収益を得ることができるのか?がいまいちピンときていないのかな、と思います。

ぼくもバンドマンだった頃は出費だらけでほぼ毎月マイナスだったし、DTMで音楽作ってもそれがお金になるなんて考えたこともなかったから、箸にも棒にもかからずまったくお金にもならない虚しさは身に染みてわかってます。(まぁそもそもお金のために始めたわけじゃないですけど。笑)

欲しければまず与えよ

少しでもいいから収入を得てみたい!」と思っている人は、人がモノやサービスにお金を払うときってどんなときか?というのをよく考えてみると良いと思います。

  • より便利で快適になるため
  • 困ったことを解決するため
  • 楽しむため
などなど...自分がなにかにお金を払うときもこのような欲求や需要をもとに判断して買い物をしてるはずですよね。

それじゃあ、あなたの音楽活動は誰かの欲求や需要を満たしていますか?
「お金が欲しい」と思うなら、それだけの価値を提供できていますか?

これが『欲しければまず与えよ』ということ。

お金に限らず「もっと自分の曲を聴いてほしい」とか「ファンがほしい」って思ってるなら、自分の欲求を叶えることを考えるばかりでなく、相手にとってどんなメリットがあるかを考えることが大事。

ここを考えるのがまず最初のステップ。みんなここでつまづきがち。

▼ちなみにこっちの記事でどうやって月10万円の収益を出せるようになったか書いてます。
音楽で月10万の収入を得るために僕がやったこと【ざっくりまとめ(前編)】
音楽で月10万の収入を得るために僕がやったこと【ざっくりまとめ(後編)】 

②1万〜10万円くらい


次に多かったのは149票の中の21%で、およそ30人くらいが「音楽での収入は月に1〜10万円」と答えています。月1〜10万円だったら『音楽でメシ』は無理だけど、毎月の機材代や生活費の足しになりそうだしナイスですね。


「1〜10万円って幅めっちゃ広くね?」と思うかもしれないけど、実際1万円以上稼げる人というのは10万円稼ぐのも大差ないというか、多少の苦労はあるとしてもぜんぜん射程範囲に入ってる感じです。

この段階の人は音楽でお金を稼ぐにはなにが必要なのかもう気付いてる人なはず。
  • どういう方法で音楽を聴いてもらうか/観てもらうか
  • どういう人が価値を感じてお金を払ってくれるか
  • どうやって収益化していくのか
など、いわゆる『5W1H』的な発想を意識的(あるいは無意識的)にしつつ、しっかり行動を続けているからこそ到達しているに違いありません。

こんな道筋で月10万円に到達できた

僕の場合は月1万や2万稼げるポイントをいくつか作っていって、それを増やしていくことで月10万に到達した感じです。

そのへん細かく書いた記事があるので良かったらチェックしてみてね。

参照記事:
音楽で月10万の収入を得るために僕がやったこと【ざっくりまとめ(前編)】 

活動のヒント

さらに先へ行くためには
  • 作品・パフォーマンスのクオリティーを高める
  • より多くの人に名前や活動内容を知ってもらう
  • 「この人といえばこれ!」という代名詞になるような作品をもつ
  • 固定のファンやリピーターをつける
  • 人との巡り合わせ
このあたりが重要になってくるかも。

特に『人との巡り合わせ』はものすごく重要なファクターなんですけど、そういう人とコンタクトとれたときに懐にスッと入り込めるようなコミュ力があるタイプの人は強いですよね。

逆にそういうのが苦手な人は他の部分を徹底して伸ばすことでカバーしていくスタイルでやっていくことをオススメします。突き抜けてる部分があればそれがフックになり相手からコンタクトしてきてくれることも多いです。


③10万〜20万円くらい


149票の中の7%で、およそ10人くらいが「音楽での収入は月に10〜20万円」と答えています。毎月平均して10〜20万円稼げると、実家暮らしや独身の若い人なら軽めのバイトシフトで生活できそう!

この段階の人であれば固定のファンやリピーターのお客さんがついていて、なおかつ新規のファンや顧客も続々と増えている状態で音楽でお金を稼ぐための土壌がどんどん出来上がってきているはずです。

活動のヒント

さっき「1〜10万円は大差ない」と書きましたが、コンスタントに10万〜20万を稼ぐとなるとそう簡単なことではありません。

たとえばこんな感じ。
  • 1枚2000円のオリジナルCDが50〜100人に売れる
  • 1枚2000円のチケットのライブが自分だけで50〜100人動員できる
  • 1曲2万円の作曲依頼を5 〜10件確保・当月中に納品する
  • YouTubeの動画(広告あり)が100万〜200万回再生(1再生につき0.1円として)
あくまで例えですけど、上記のどれかひとつでも毎月維持できる人ってミュージシャンとして相当優秀な部類の人だと思います。狙ってやるにはちょっと難しいですね。

でも、どれかひとつじゃなく分散させればもっとラクにいけそう。
  • 1枚2000円のオリジナルCDが10人に売れる
  • 1枚2000円のチケットのライブが自分だけで10人動員できる
  • 1曲2万円の作曲依頼を1件確保・当月中に納品する
  • YouTubeの動画(広告あり)をたくさん公開して月トータル10万再生
どれかひとつ、というのではなく上記のすべてを合わせれば10万円になりますね。 
「月に1〜10万円稼げる」と答えた人ならこの中のいずれかの活動はすでにしていると思いますが、複数を並行して行って分散させた上でそれぞれのクオリティをきちんと上げていくことで月10万円以上もじゅうぶん狙っていけます。

個人的には音楽活動とリンクさせたブログやサイトの運営がオススメ。集客と認知度アップに大きく貢献しますし、ブログやYouTubeを活用したアフィリエイト広告収入なども即金にはならずとも続けていくとジワジワと効いてまとまった収益を出せるようにもなるので導入しない手はないです。

作曲家・ブロガーのこおろぎさんが本編内で登場するこちらの本がオススメ。

④20万円以上


149票の中の9%で、およそ13人くらいが「音楽での収入は月に20万円を超えている」と答えています。

専業としてやっていくには福利厚生もボーナスもないので月20万円程度では所帯を持ったり贅沢するのは厳しいですが、副業・兼業として毎月平均してそこまで稼げるとなると、これはかなり夢がありますね!

しかし、選択肢は「20万円以上」だから、この9%の中には30〜50万、いや、もしかしたら100万円くらい稼いでる人もいるかもしれない。。ざわざわ。。。ここまでくると、もはや僕もご指導いただきたいレベル。笑

活動のヒント

あえて書くとしたら、このレベルの人であればすでに一定の実績を持っていて信頼があり、単価の高い仕事を取りやすい・向こうから舞い込んでくる状況だと思います。過去に携わったクライアントさんからのリピートのお仕事も複数あると思います。
また、業界関係者や仕事につながる強いコネクションなどを持っているでしょう。

副業・兼業での活動で時間の制約がありながらも毎月コンスタントにこのくらいの額を稼げるとなると、ストック型の収入を多く持っている可能性が高いです。

フロー収入の例

  • ライブやパフォーマンス(ギャラ・チケット代)
  • 音楽制作(1曲いくらの制作仕事)
など、単発でその都度仕事を請け負うカタチの仕事。
フロー(flow)は「流れ」という意味で、文字通りその都度の取引で流れていくものをフロー型収入と呼びます。

ストック収入の例

  • 著作権印税、楽曲使用権の販売(オーディオストックなど)
  • ファンクラブやオンラインサロンなどの会員システム
  • CDアルバムやダウンロード販売・配信(Spotifyなどのストリーミング含む)
  • YouTubeやブログでの広告収入
など、実働していないあいだにも収入が発生する仕組み。ストック(stock)は「蓄える」という意味で、継続的な利益を得るスタイルをストック型収入と呼びます。

このストック型の収益が多ければより多くの時間を自由に使うことができるので、その上でフロー型の仕事をこなせばさらに多くの収益が見込めますね。

複業でそこまでやるなんてめちゃくちゃワーカホリック!と思ったけど、それくらい没頭するほど好きだからこそ成功しているってことですよね。

さくま氏の場合だいたいこれくらい稼いでます


僕の場合、今月はこんな感じでした。これはすごく調子いい状態で、ストック収入のみで8万円くらい。
  • Googleアドセンス広告(ブログ・YouTube)
  • Amazonアフィリエイト(ブログ)
  • オーディオストック(楽曲使用権販売)
  • ダウンロード販売(楽曲使用権販売)
ここにさらに制作仕事の分が乗っかるのでもうちょいプラス。僕にしてはめちゃ調子がいいバージョンです。

昼間はふつうに仕事してますが、余暇の時間の多くは音楽に没頭してます。曲作りはわりと好きなことしかしてないし、ブログも頻度低めなので苦労してしんどい状態でやってる感じはまったくないです。黙々と作業するのが性に合ってるからかもですね。

僕の現状の収益は平均すると『②1〜10万円くらい』、調子がいいと『③10〜20万円くらい』になるかんじ。本業の会社員が週6勤務で残業が多いのであまり時間が割けてないのがちょっとネック。。

2020/11/03追記:3年後の私は少し成長しました

現在は直接依頼をあまり受けずに主にストック収入のみで『③10〜20万円くらい』を維持しています。依頼のギャラなどフロー収入が上乗せされると『④20万円以上』になることも少なくないです。ズバ抜けた成果というものではないですが、こうして振り返ると少し成長したんだなーと我ながら感慨深い。

この記事を書いた当初2017年ごろは上記の通り、『②1〜10万円くらい』と『③10〜20万円くらい』のあいだを行ったり来たりしており、しかもそのうちのほとんどがフロー収入によるものでした。ただでさえ会社員で時間の制約が多い中、請負の仕事を件数さばくのはかなり大変でした。

そういった意味でもかなり無理なく増収できており、成長をかみしめながら追記を書いています📝

おわりに

こうやって書いてみてやっぱり大事だなーと思った要素は
  • パフォーマンスのクオリティーを高める
  • ストック型の収入を作る
  • いい仕事をして実績を作り信頼を勝ち取る
  • 良いつながりを作る
  • 自分が楽しめることをやる
などが肝になってくるかなぁと思います。
ここらへんを踏まえて、僕もより高みを目指してがんばっていこう。

(ちなみに「余暇のほとんどの時間を曲作りしてる」みたいに書いたけど、最近はほとんど海外ドラマのLOSTを見てます。笑)

2020/11/03追記:3年後の私はウォーキングデッドシリーズを見ています

この記事から3年後の私は今、ウォーキングデッド本編とフィアーザウォーキングデッドに夢中になっています。余暇の過ごし方は正直あまり変わっていませんでした。


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