作曲ってどうやるの?音楽制作を学べるオススメの良教材・サービスまとめ

僕みたいなやつでもそれなり音楽活動してると「作曲ってどうやるんですか?」「こういう曲ってどうやって作ってるんですか?」みたいな質問をされることが結構あるんですね。

僕はいつも「気合い」って答えてます。

 

今回はそんな答えじゃ満足できないあなたにおすすめの良教材・サービスをピックアップしてみました。

無料でダウンロードできたりブラウザ上で学べるものをはじめ、書籍まで初心者でも「うわ、全然わかんねーからやめよ!」ってならない感じの見やすい教材やサービスを集めてみたので気になるあなたは要チェケラ!

WEBサイト・サービス編

Learning Music(音楽制作を始めよう)

DJ御用達のDAW【Ableton Live】シリーズをはじめとしたオーディオ制作ソフト・関連機材のメーカーであるAbleton(エイブルトン)がローンチした新しい音楽学習サービス。
はじめに | Learning Music (Beta)
グレーを基調とした超シンプルなページながらも、実際にボタンをクリックして音を鳴らしながら音楽を構成する要素やビートの組み立て方などについて楽しく学べます。



「ぶっちゃけ音楽作るとか全然わかんない」って人でも直感的に音を鳴らしながらステップを進めていけるのですごくオススメ。

Learning Music
https://learningmusic.ableton.com/ja
(英語版:https://learningmusic.ableton.com)

SLEEP FREAKS

日本最大級のDTMメディアサイトであり、DTMレッスン・スクールとしても人気の【SLEEP FREAKS(スリープフリークス)】。
音楽理論 初級編
DTMer界では今ずと知れた存在ではありますが、作曲初心者からプロクラスのDTMerまで納得のわかりやすさと情報量。



SLEEP FREAKSの特筆すべき点はなんと言っても作業の手順を音声解説付きの動画で見れること!
こんなわかりやすい解説動画があらゆるトピックに対して作られています。すごすぎる。。

音楽制作をするにあたってSLEEP FREAKSのことを知らなかった人はチェック必須。
知ってるけどちゃんと見たことないなぁ、って人も要チェック。
必ず役立つ情報が手に入ります。まじでオススメ。

日本最大級のDTMメディアサイト DTMレッスン・スクール Sleepfreaks
http://sleepfreaks-dtm.com/

Sound Quest


SoundQuestは、「音楽理論の学習コンテンツ」と「音楽理論・DTMに関する質問や交流ができる掲示板」からなる個人サイトです。
音楽理論(音階、メロディー、コード、リズムなど)について各カテゴリかなり詳しく網羅されており、また質問や交流ができる掲示板があります。音楽制作やDTMに関する情報が集約されています。とてもサイトデザインもシンプルで見やすく、内容もわかりやすいです。8BITなアートワークもステキです。
SoundQuest
https://soundquest.jp/quest//

MUSIC PLANZ 音楽制作テキスト

会員制のDTMスクール【NPO法人 MUSIC PLANTZ(ミュージックプランツ)】のサイトにて、レッスンに使用されているテキストが無料公開されています。
音楽制作テキスト一覧
楽器・アンサンブルの構成や音楽ジャンルの定義から、DAW・DTM環境について、コードやスケールなどの音楽理論についてまでとても丁寧でわかりやすい内容のテキストで、「これが無料公開でいいのか?」と思ってしまうほど。

「テキストだけ読んでもよくわからん!誰かに説明してほしい!」という人はレッスンの方もぜひ検討してみては。

特定非営利活動法人ミュージックプランツ
http://musicplanz.org/

書籍・電子書籍編

作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話

DTM界隈で話題になったこの本。平凡な女子高生が作曲に挑戦するストーリーのライトノベルで、まさに「これから作曲を始めよう!」というビギナーにはピッタリな内容。

作曲を覚えるための入門書は数々あれどストーリー形式のものは今までほとんどなかったんじゃないかと思うので、楽しく興味を持って学べそうですね。

作りながら覚える 3日で作曲入門

「理論から始めない新しい作曲本」というキャッチの作曲入門書。

この本では、理論は飛ばして、

1、まずお手本を真似しながらフリーソフトに打ち込む
2、簡単な説明を読みながら、3日間でまず1曲作ってしまう
3、実際に曲を作ったあとに、理屈を解説

という従来とは逆のアプローチをとっています。

という説明があるんですが、これってめちゃくちゃ理にかなってるなぁと。
だって最初から理論うんぬん言われても理解できないし、まずは言われた通りやってみて後から「君がさっきやったアレは、こういう名称でこういう効果があるんだよ」と説明される方がアタマに入りやすいと思うんです。

クラブ・ミュージックのための今すぐ使えるコード進行+ベース&メロディ

作曲の入門書とか楽典とかって五線譜読めて当たり前ってかんじでスラスラ進むけど、正直言って五線譜読むの苦手。ピアノロールの方が視覚的で好き。

そんなあなたにオススメなのはこの本。ピアノロールと五線譜の両方で書いてあるし、そのまま使えるコード進行やベースライン、メロディまで載ってます。



ポピュラー音楽って基本的にはどのジャンルにもパターンとか型があって、(例えばスケール(音階)だったりコード進行だったりリズムだったり)それになぞらえて作っていけばそれなりに曲になるんです。

すぐ使えるコード進行やメロの乗せ方が見れる本ていうのは作曲を学びたい人にとってすごくマッチしてると思うし、この本ならピアノロールでも見れるのでDTM環境から作曲に入る人・入った人でもとっつきやすくてオススメ。

おわりに

ほんとに「どうやったらこういう曲作れますか?」とか「作曲ってどうやってますか?」って聞かれること多いんだけど、これにマジメな回答をするとほぼ100%「うーん、よくわかんないけど難しそうですね!」みたいになるのでバカ真面目に答えても誰も得しません。笑
 
また、この手の質問してくる人の中には「なんかめっちゃ簡単で便利なやり方とかソフトがあるんでしょ?それ教えてよ!」みたいな発想の人もけっこういるんですけど、そういうやつに関してはもうホントに気合いが足りない。音楽は気合で作れ。

結局のところ、ひたすら「作る・聴く・分析する・改善」を繰り返すしかないんです。

ただ、近道があるとすればそれは人の曲をトレース(まね)して作ること。コード進行やメロディー、フレーズ、音色などをなるべく原曲に近づけてコピーしてみるのが近道と言えそうです。

あと裏ワザとしては他の人が作った曲やフレーズのMIDIファイルをDAWで開いて分解・分析してみるのもアリですね。

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