「LINE6 VARIAX STANDARD」は宅録音楽クリエイターにオススメしたいギター



昨年末に買ったVARIAXがめちゃ良くてオススメし散らかしたいので記事を書きます。笑


ざっくりと

  • いろんなギターの音が出せてヤバい
  • チューニングをツマミひとつで変えられてスゴい
  • アナログとデジタルのハイブリッド

いろんなギターの音が出せてヤバい

一見ごく普通のエレキギターですが、実はストラトやレスポールからアコギ、シタールの音まで幅広く出せちゃうヤバいギターなんです。LINE6の技術が詰まったとてもハイテクな楽器。

プリセットのリスト



こんな感じで有名なギターのサウンドが多数プリセットされていて、VARIAX本体のツマミで手元でも選択することが可能です。

エレキギター:

  • T-model(1960’s Fender Telecaster)
  • Spank(1959’s Fender Stratocaster)
  • Lester(1959’s Gibson Les Paul Standard)
  • Special(1955’s Gibson Les Paul Special)
  • R-Billy(1959’s Gretsch 6120)
  • R-Billy(1959’s Gretsch Duo Jet)
  • Chime(1966’s Rickenbacker 370)
  • Chime(1966’s Rickenbacker 370-12)
  • Semi(1961’s Gibson ES 335)
  • Jazz Box(1953’s Gibson Super 400)
  • Jazz Box(1953’s Gibson ES 175)

アコースティックギター:

  • Acoustic(1959’s Martin D-28)
  • Acoustic(1967’s Martin O-18) 
  • Acoustic(1967’s Guild F212) 
  • Acoustic(1995’s Gibson J-200) 

シタール・バンジョー:

  • Reso(Coral Sitar)
  • Reso(Gibson Mastertone バンジョー) 
  • Reso(1928’s National Tricone) 

LINE6の公式ページでもデモが聴けます。 https://line6.jp/products/guitars/sound.html 

デモ

実際にこんな感じの音が出せるよ、というただのベタ弾きデモ。

ストラト


レスポール


ジャズマスター


アコギ


バンジョー



WAVで書き出してるのでダウンロードしてアンプシミュレーターとか通して遊んでみてください。歪んだサウンドでもギターの違いを感じられると思います。

自分だけのギターも作れます

さらに自分でカスタマイズして新しいギターサウンドを作ることも可能。
めっちゃ楽しい機能!



弦やポット、ピックアップの種類はもちろん位置まで変えられる細かいカスタマイズ性!

ベース音源のMODOBASSを彷彿とさせる自由さ。って言ってもMODOBASSはソフト音源だからまだわかるけど、こっちは実機のギターを通した音をイジってるわけだからマジで謎の技術。。

チューニングをツマミひとつで変えられる



普通のギターの感覚から考えるとまったく意味わかんないと思うんですけど、ほんとにツマミひとつでチューニングを変えられるんですよ。

 
(動画の01:23付近からチューニングを変えてる様子が見れます。)

これやばいっすよね。
ソフトウェア上で仮想的にチューニングを変更していて、どういうわけか音質の劣化をぜんぜん感じない謎の技術。



ソフトではそれぞれの弦に対して自由なチューニングを割り振ってプリセットすることができるので、今までのギターの常識を覆しまくっててやばい。

実際にはペグでチューニングしてる音が実音なので、ヘッドフォン使わずに弾くとモニタースピーカーから出る音はドロップDで、実音はレギュラーチューニングという気持ち悪い現象が起きます。「え、え?なにこれ!」ってなる。笑

デジタルとアナログのハイブリッドギター

一般的なエレキギターはシールドケーブルを挿すジャックしかないけど、このVARIAXにはもうひとつ謎のジャックがついています。



ここにアダプタ(付属品:VARIAX VDI USB INTERFACE)を接続してPC側のUSB端子と繋げることで、PC側の専用ソフトウェア『Workbech HD』と連動させていろんなギターの音やチューニングを変えることができるんです。

また、このVDXインターフェイスを使うためにはVARIAX本体裏側にあるバッテリーを使用しています。



ギターに電池使うなんてEMGのピックアップつけてるみたいでカッコいい!笑
ちなみに、バッテリーの充電が切れてても通常のエレキギターとしての機能はもちろん使えますよ。

  • ふつうのエレキギター➡アナログ
  • VARIAX➡アナログ+デジタル

って感じのデジアナのハイブリッドなギターというわけですな。

VARIAXの良いところ 

  • いろんな音が出せる 
  • チューニングすぐ変えられる
  • ノイズがほぼゼロ 
DAWベースでの楽曲制作でギターをよく使う人にはかなり革新的で便利。
実際に使ってみると分かるけど、とにかく衝撃的な機能が満載で他のギターでは味わえない使い勝手なんですよ。

VARIAXの微妙なところ 

  • 買ってからいちばん最初に音を出すまでの工程がめんどくさい 
  • 電池の充電がめんどくさい 
僕がものすごいめんどくさがりなのもありますが、やっぱり普通のエレキギターと比べるとちょっとめんどくさいところもあります。

Variax Workbench HDの接続・セットアップ忘備録
最初のセットアップの仕方についてはこちらの記事で書いてます。

おわりに

メリットがあればデメリットも当然ありますが、僕としてはメリットの方が勝ちまくってて俄然お気に入り。 めっちゃいい買い物した。

ギタリストはもちろんですが、とくに宅録音楽クリエイターにはオススメしたい逸品です。

Variax Workbench HDの接続・セットアップ忘備録

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