![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLh5UbVxLxHQC8jlq-ZU9PEKe8t7XkDCwytkcXNWIGoEd1VlvyFlhyphenhyphensobbC7uDoSzBo4wVYam8RfiqdDEtRC5SkTQDuLogg6S9Ij6ugNXPD7TMuOce85iWfAApIOOxj7qdINwoFl6g-PE/s640/music_cook2.jpg)
どうも、さくま(skmmtt)です。
今回はごはん食べるときや料理してるときにふと思ったこと。
「音楽を作ること」と「料理を作ること」は実はすごく似ているんじゃないか?
というテーマについて。
「料理が教えてくれる音楽のこと」
先日、こんな記事を読みました。料理が教えてくれる音楽のこと
経験や知識や技術を用いて、それらを1つの料理に作り上げる。そこも完全に作曲と同じです。
料理においての味付けや仕上げってのも、作曲でいうミックスやマスタリングと同じ。
食材=音色
調理=作曲
調味=ミックス
仕上げ=マスタリング
的な。
料理を作るのと音楽を作るプロセスはとても似てる、っていう内容。
読んでてふと、以前ぼくも似たような記事を書いてた気がするなーと思い出しました。
いまさら聞けない「ミックスとかマスタリングって結局なにしてるの?」
この記事の中でレコーディングやミックスのことを説明するときに料理を例にして、
調理=レコーディング
味付け=ミックス
仕上げ・盛り付け=マスタリング
といったことを書きました。
偶然にも似たことを感じている方がいて、ちょっとうれしい。笑
僕だけじゃなく他の音楽家の方も感じているということは、音楽と料理にはなにか共通点があるはず。
料理はクリエイティブな作業だ
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjyau1VKuTEwp0RNLMtg_2rMzHC3hR5h4WRzQ_bT8TGcy6m4myjofBztxCJ9E6C1zVK3f7sCdA8fyyCQuu_8Y2Q61gaJJeZuaPiaCqiMI1x9gx7EugZgNNEC7rms-sfKfgxNkEJ97wYjJc/s400/YY0CCTBU9W.jpg)
なんで料理と音楽が似ているかっていうと、それは「料理がクリエイティブな作業だから」だと思うんです。ちょっとカッコつけた言い方だけど。笑
だいたいの家事はマイナスをゼロにする作業がほとんどなんですよね。
散らかったものを片付ける。汚れたものを洗う。とか。
でも料理はプラスにする作業なんです。
材料を用意して、さまざまな道具を駆使して、あらゆる方法で、無数のレシピから自分が好きなものを作る。
だから料理はクリエイティブな作業。
実際、音楽のことを料理に置き換えて考えてみると見えてくることがたくさんあるんです。
「消費する側」と「作る側」の違い
料理を食べる人、作る人
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjA54z7JUr22Fn0LoEgpr2JdoxJK8dc8csbsd5TWx6JCk7MTR0uVD9sJYFi9Sg7Iko6G7MxIRmQrgcGrOgaR-UTl6v-Oug-0zzK8ej_9EUsIKyWPLOYZyH5UtywmB4lfCzwdR5Rv3R1bjE/s400/pexels-photo-29346.jpg)
みなさんはレストランでご飯を食べてるときってどんなことを考えてますか?
料理をしない人の場合だと
「やべー超うまい」
「なにこれクソまずい」
「なんかちょっと甘いな」
「塩気が足りねえ」
とか、こういう考えが浮かぶと思います。
料理をしない人は感想や意見を思い浮かべることが多いです。
それに対して、料理を作る人はご飯を食べたときに
「どうやって作ったんだろ?」
「なにが入ってるのかな?」
「すげーおいしいからマネして作ってみよう!」
「自分だったらちょっと違う作り方をするけどなぁ」
なんてことを考えたりします。
料理を作る人は分析してみたり、刺激を受けたり、アイデアが浮かんだりするんです。
音楽を聴く人、作る人
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkf7pIE-QO32w2s6vUPp6_-L4tVc2lNP4vyPIkKO7CLBDI1QbJCOdkPg_iyrh8IuBFkCuswZR37nsxfPLbsaVyoxqw_lsRwurqWQlD7v7tmhr_xTvQ0GaOhJUJUrQNpjz6d4Qcn4z_o5c/s400/people-woman-girl-technology.jpg)
これって音楽でも同じなんですよ。
音楽を聴いたときにリスナーが思い浮かべるのは
「楽しくて踊りたくなる!」
「すげー切なくて泣ける曲だわ、、」
「なんかショボくてダサい」
「もっと激しいのがいい!」
「うるさくて聴き疲れする」
こんなふうに、聴いた曲に対してのイメージや感想とか意見を思い浮かべると思います。
しかし音楽クリエイターが音楽を聴くときはこう。
「このスネアはリリースを切ってリバーブで音作りしてるな」
「この曲の分厚いギターの音はいったい何本重ねてるんだろう?」
「メインのメロの後ろでうっすら鳴ってるシンセの裏メロが隠し味的に効いてる!」
「ここからのこのコード進行はめちゃくちゃ秀逸!マネしよ」
「この展開はちょっと物足りない。オレだったらここからCメロに持ってくけどなぁ」
こんなふうに分析したり、刺激を受けたり、アイデアが浮かんだりするんですね。
料理でも音楽でも、作る側の視点からも見れるからこそ気が付くことや気になること、興味を持つところが出てくるんです。
そしてセンスや知識、経験がある人ほどより多くの情報を感じ取ることができます。
作る側になるとどうしても分析してしまったりするのがときどき自分でもめんどくさいけど、やめられないです。笑
料理も音楽も、やっぱ愛情
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自分が食べるためだけの料理だったら食べ合わせとか考えないでテキトーに作っても、盛り付けもちょっとくらい汚くても別に気にしない。
タッパに詰めたままのご飯でも構わないです。笑
でも誰かに食べてもらうなら、ちゃんと最適なバランスを考えて作って、彩りや器、盛り付けもきれいにしたいですよね。
誰かのために作る。
人を思う。
これ、結局。愛情です。
音楽もそうで、本来誰かのために作るべきものなんです。
聴いてくれる人のため。
歌ったり演奏してくれる人のため。
作品に使ってくれる人のため。
届けたい人のことを思いながら愛情を込めて、きちんとバランスを考えて丁寧に仕上げた曲のほうがより多くの人に響きます。これは間違いなく。
おわりに
僕自身もつい手グセでなんとなく〜とか思いつくままに作ったりしちゃうけど、「誰かのために作ったりするときのほうがより丁寧に作ってるかも」と、ふと思いました。
好きなモノを作るのと、ひとりよがりなモノを作るのは全然違うので、「自分だけ納得してるからいい」みたいな音楽になってしまわないよう、精進していかなくては。
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