ロジクール「M570t」のクリック誤動作(チャタリング)が接点復活剤でメンテ・修理したらすぐに改善した話

 


4年前に買って以来、愛用しているLogicoolのトラックボール「M570t」が最近なんだか不調。今回はその不具合を自分でメンテ・修理して改善したお話。


ざっくりまとめ

  • 「M570」シリーズはクリック誤動作(チャタリング)起こしやすいことで有名
  • ググれば修理方法たくさん出てくるしカンタン
  • 必要な道具は「接点復活材」と「トルクスドライバー」
  • 所要時間は10分程度

「M570t」のクリック誤動作(チャタリング)が発生

「1クリックしかしてないのにダブルクリックになってしまう誤作動」の症状がときどき出てくるようになってしまいました。スイッチ部がチャタリングを起こしているようです。


チャタリングとは:

可動接点などが接触状態になる際に、微細な非常に速い機械的振動を起こす現象のことである。(Wikipediaより抜粋)


これが地味にストレスなのでGoogleで検索してみたところ、どうやらこの「M570」シリーズでは同様の症状がかなり多く報告されているようです。


そしてその対処・修理方法もたくさんヒットしました。このM570シリーズは人気機種なのでたくさん情報が出てきます。やっぱインターネットは集合知。最高やで。


あと、やっぱこういうとき人気機種って強いよな~と思いましたね。


修理に必要な道具・材料

さて、そんなワケでヒットしたいくつかの記事をもとに修理方法と必要な道具をピックアップしました。


接点復活材


まずは接点復活材。チャタリングを起こしているスイッチ部に注入するもので必須。

僕の場合はこのCUSTOM TRYというメーカーの接点復活洗浄剤CPC-80というものが自宅にストックがあったのでこちらを使用しました。


もちろんこれにかぎらず、電気部品に使用できる接点復活材ならだいたいどれでもOKです。

KUREのスプレーは有名どころなので安心感がありますね。最寄りのホームセンターなどでも簡単に手に入ると思います。(種類がたくさんありますが、今回の使用目的であればどれを使っても特に問題ありません。)



トルクスドライバー


一家に1セットあると便利なトルクスドライバー。星形など特殊な形状のネジ山に対応したドライバーセットです。今回修理するトラックボール「M570t」にもT6くらいのサイズの星形ねじが使われているので必須。


僕は以前iMacのHDDとSSD換装をやったときに買ったので、これも自宅にありました。ナイス。


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iMac27インチのHDD交換とSSD増設を自分でやるための手順を書いてみました。必要なものなどもバッチリ網羅。
https://www.sakumamatata.com/2016/12/imac-2011-mid-hdd-ssd.html




トルクスドライバーがなくても精密ドライバーでも代用できると思います。(ネジ山ナメてしまっても保証はしません。笑)


清掃用の道具

これはあったらいいな~というレベルのもので、ベストなのは工業用の綿棒かキムワイプ、リントフリー(繊維のほつれが出ない)ウエスなど。



本来は繊維が残ってしまうものは基板の清掃に向かないのですが、まぁ実際にはこの程度の作業であればふつうに耳掃除に使う綿棒とかティッシュでも正直大丈夫です。笑


修理手順

まず最初に必ず電源スイッチをオフにして電池を抜いた状態から作業を開始します。

手順①ネジを外して分解する

「M570t」本体裏面の留めネジを外します。



一見ネジはないように見えますが、ゴム脚の裏に4点と電池ケースの中に1点、合計5点ネジが留まっています。





電池カバーの中はちょうど電池マークのシールの下に隠しネジがあります。電池マークのちょうど真下あたりですね。ペロッとシールをめくって外すとよいです。


手順②分解したらまず清掃


さて、ネジを外して分解するとこんな感じ...って汚!!!

猫の毛がめちゃくちゃ詰まってました。。



まぁ日頃こんな感じなので、毛だらけになるのも無理はないですね。。笑


構造上どうしてもボール部とホイール部にホコリやゴミが入ってしまうスキマがあるので、猫ちゃんがいない環境でもホコリや汚れなどがそれなりに溜まっているはずです。



ボールホルダーの中も汚れが溜まってる。。


清掃するときは綿棒やワイプに接点復活材を染みこませて拭きとるとキレイになります。

(接点復活材には石油系溶剤が入っているので汚れが落ちやすいですが、材質が劣化する恐れがあるためゴムやプラスチックに対してはあまり使わないことをオススメします。)


手順③スイッチ部に接点復活剤を注入してカチカチする


写真の印のところがマウスの左ボタン、右ボタンのスイッチです。(M570tはこのオムロン製のスイッチですが、他のM570シリーズでは別のスイッチが使われているようです。)


このスイッチの白い部分がカチカチ押下する部分なので、ここに接点復活剤を注入して、なじませるように何度もカチカチします。


接点復活剤を注入してカチカチなじませる工程を2~3回くらい繰り返したらだいたいの場合は十分だと思います。


手順④仮組みして動作確認する

分解の逆順で組み戻していきます。


ちなみにここで全部のネジを締めこんじゃうと「あれ?まだチャタリングしてるから、もうちょい接点復活剤を注入したいな~」ってなったときにまたネジを全部取るのめんどくさいので、とりあえずネジ2本留めくらいの仮組み程度にしておくと良いです。


電池を入れてスイッチをオン~動作確認の結果がバッチリ好調ならそのまま復旧しちゃいましょう。


手順⑤組み立て~作業完了!


すべてのネジを復旧して作業完了!おつかれさまでした!



ちなみに僕はゴム脚裏の4点のネジだけ戻して、電池の裏のネジだけは取り付けないでそのまま電池マークのシールを戻しちゃいました。もしまたスイッチに接点復活材やることになったらまたシール剝がすのめんどくさいので。。笑


おわりに

接点復活材とトルクスドライバー(精密ドライバー)さえ手元にあれば10分程度で作業完了できました。もしまたチャタリング起こしてもカンタンに直せそう。


【おまけ】修理するか、買い替えるか?

今回修理したM570シリーズ、人気機種とはいえ2022年9月現在Amazon上でとんでもない値段になっています。



今回僕が修理したM570tは1.4万円、初代M570に至っては10万円超え!

これはいくらなんでもやりすぎ。。笑


後継機のM575Sが5~6千円程度で販売しているので、もし自分で修理するのが難しいという場合はこちらに買い替えることをオススメします。


コメント

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