いろんなシンセやプラグインを使ってると、逆に純正品のすばらしさに気付かされる今日この頃。



どうも、さくま(skmmtt)です。
今回はLogic Xに純正で搭載されたソフトシンセサイザー『Alchemy(アルケミー)』について。


Alchemyってなに?



Alchemy(アルケミー)はアップル社のDAWシリーズ『Logic X Pro』に搭載された純正のソフトシンセサイザーで、3000種類を超える膨大なプリセットと多彩な音作りを行える機能を備えたハイブリッド・シンセです。

プリセットがクッソいっぱいあって楽しい



3000種類を超える、というだけあってイメージしたサウンドを探すのが大変なほどたくさんあります。といってもカテゴリーやジャンルから絞って探したり、検索ボックスでキーワード検索もできるのでそんなに不自由はしませんが。

Ambient、Dubstep、Electronica、House、Industrialなどのテクノ、ダンスミュージック系からJazz、Funk、Orchestralなどの意外なジャンルまでカバーしている多様さ。
EDMとかエレクトロ、ダンスミュージックに向いてるプリセットが多くて、そっち系作る人にオススメ。

細かい音作りもバッチリできる



もちろんプリセットだけじゃなくてノブをいじって音色のエディットもできます。
ホワイトノイズからライザー音(EDMとかでよくあるシュワー!みたいな上昇音)とかも作れます。なかなかガッチリ音作りできるので、良きです。

ツマミをまわすだけじゃなく、より直感的にサウンドを作ることもできるのがこのAlchemyの特徴。


このトランスフォームパッドをスライドさせれば、ステータスが変化してどんどんサウンドも変化していきます。


こーんな感じで。
「ADSRとかフィルターとかモジュレーションとか全然よくわからん!」という人でもけっこう楽しめるシンセになってます。

こんな曲が作れる!



例によって、Alchemy縛りで曲を作ってみました。
シンセはもちろん、ビートやFXも全部Alchemy。

さっき「EDMとか作るのに向いてる」って言ったのにこんな暗くて地味な曲作っちゃったけど、Alchemy自体はけっこう守備範囲広いですよ。笑

おわりに

いろんなDAW使ってみたけど、Logicはホントにいいですよ。
純正のプラグインや音源の出来がけっこういいんですよね。
このAlchemyはそのなかでもとびきりナイス。オススメです。

あとSculptureって物理モデリングシンセもいいんだよな、、
おっと、それはまた次の機会に書くことにします。

それでは今回はこの辺で。